このレビューはネタバレを含みます
そっちかー、マコトがいろいろあるに決まってる真悠子との別れで一切振り返ることなく東京蛍堂に入っていく背中見て、うん、マコトくんっぽいってなる。そして、マスクをしてるからこそ伝わりにくい人の感情。真悠…
>>続きを読む2022/11/12
配給 スールキートス
浅草の路地を一つ曲がると、そこは素敵な世界への入り口。
現実と夢の間をゆっくり浮遊しているような。
【東京蛍堂】
素敵なお店で、浅草に行ったら立ち寄っ…
現実にある浅草六区通りの東京蛍堂をそのまま映画のロケーションとして使っています。もうそれだけで映画的です。そこに極めてシンプルな物語が重ね合わされている映画です。
張元香織監督のセンスの良さが感じ…
ディケイド俳優陣を贅沢に起用。マスクを外した山本浩司さんのお顔も観たかった。
こだまたいちさんのハスキーだけれど、包み込むようなやさしい声。俳優、ミュージシャンにしてもこだまさんの魅力は声。
浅…
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実際に浅草にあるアンティーク店、東京蛍堂が舞台。
そこへ遠くから訪ねてくる真悠子の、想いが作り出す光景、店に交差する人たち。
店構えと、置いてあるもの全てが、上質な風景。日本全国から古物の掘り出…
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予想と期待はしていましたが、それを上回るぐらい、ゆったりとしたテンポの映画でした。
主人公の女性の、あやうさ、に目が離せません。
冒頭ノートに書く文の矛盾に、ひとりツッコミを入れて、街を彷徨う歩く…
観ておきたくて楽しみにしていた作品。
実在の古物店を舞台に描かれる空間が、イメージする東京を感じさせなくていい。
一言で言えば、「落ち着く映画」。
観光地として賑わう浅草に流れる静かで思いやりある時…
(C) 2022 ディケイド