宮廷ものでありながら、ごりっごりにフェミニズムな映画で最高。
宮廷人であり、王妃であり、貴族であり、女であり、母親であるとゆう役割に縛られてたエリザベートの
自己の回復と逃亡のお話。
40歳を迎…
このレビューはネタバレを含みます
「エリザベート 1878」は内面をどのように視覚化するかという問題を扱う映画である。言い換えれば、エリザベートが抱えている内面──意識、心理、悩み──を画面に映し出そうとする映画と言える。厳格な構図…
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皇妃エリザベート40歳の一年を描く。エリザベートを演じるのは、芯のあるヒロインを演じさせたら右に出る者はいないヴィッキー・クリープス。
40歳を迎えたエリザベートは、容姿の衰えに危…
不自由で息苦しい水の中から自由で形のない水の中へと羽ばたいていく。エリザベートはたまたヴィッキー・クリープスを見る、彼女らがこちらを見る映画であり、何度も型にはまった人生から抜け出そうと映画からはみ…
>>続きを読むヴィッキー・クリープスは俳優になるために生まれてきたのだと確信するような存在感
まさにそこにいるだけで映画になる
エリザベートの複雑で一見矛盾すえうかのような内面を体現している
自分勝手かもしれない…
歴史詳しくないから理解できてないとこ沢山あると思うけど、時代に取り残されつつある皇帝達と先を見ているエリザベートのぎくしゃくが辛かった、特に皇帝に吹き込まれたであろう娘との会話が辛い。
でもエリザ…
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