アメリカ演劇界最高の栄誉であるセイラ・シドンス賞を、新進女優イヴ・ハリントンが受賞した場面から物語は始まる。
彼女は満場の拍手で迎えられるが、会場で彼女の素性を知る一部の者は複雑な想いでその様子を見…
映画界の内幕を描いた人間ドラマ。
大人しそうに見えたイヴは野心家でしたたかだった。
裏工作の汚いやり方にだんだんムカついてきた。
(でも、それだけ演技が上手いって事だよね)。
一番大好きなシーンは、…
頂上の部屋はいつでも空いているっていう話。
ベティ・デイヴィスは撮影時、役のマーゴと同じく40歳になったばかりらしいけど、オスカーも二度受賞済みで貫禄が半端ない。
話自体は今観るとあまり目新しさ…
同年に公開の『サンセット大通り』に似てなくも無い話。
どちらもインパクトのあるオープニングから回想する形でストーリーが進行する。
このタイトルとあらすじに反してイヴ目線の話でないというのが面白い。…
常に演技をしているイヴに対して、マーゴはむしろ常に演技をしていないという対比がある。そして舞台裏でも演技ができることが、それのできないマーゴたちに対するイヴの優位に繋がっている。ラスト、イヴはマーゴ…
>>続きを読むマーゴの存在感が強すぎる。役者さんを調べたら成程、やはり大女優所以なのねと。
クラシカルなテンポ感が、舞台劇と映画の中間的な当時の白黒映画正しくな今作の中でも秀逸。クローズドな世界観だがきっちりま…
何かを手に入れたい離したくないという感情は誰にでもあって、それが誰かを失落させたり信頼を失わすことになったりして、でも誰かを慕ったり愛らしいと思う感情も本物で。ガス欠で立ち往生した車内でのマーゴとカ…
>>続きを読むめちゃくちゃ面白かった。
面白いポイントが山のようにあって終始釘付けだった。
マーゴの乱心編。ちょっとずつ脅威を感じて乱れていくマーゴ。映画の中でマーゴが喋っている時間が一番長いのでは。イヴが画面…