アメリカの犯罪小説を映画化した本作
無断で映画化し裁判沙汰になりしばらくの間上映制限がかかっていたらしい
アメリカ文化とフランス文化が融合されベトナム戦争後の政治色をベースに映像美で語られる
物語は…
アンナ・カリーナが掴みどころのない小難しい台詞を言ってるだけで成立するんだから映画って不思議だ。
この時代はカラーフィルムが解禁されて、みんな色鮮やかな撮影を楽しんでいるのが伝わる。
俳優がキャ…
映像と音響の師「ニコラス・レイ」と「サミュエル・フラー」という、アメリカ的なものから離れ、次第に無国籍化していく作家へ捧げられた犯罪活劇。
進行中の物語に、テープレコーダーで事後的に回想するアンナ…
モロッコの左翼政治家失踪事件「ベン・バルカ事件」を下敷きに作られたらしく、政治的背景と不条理さが相まってなかなか理解が難しく感じた
バーでの言葉遊び
ベートーヴェンのピアノソナタ第9番1楽章の冒頭は…
ゴダールのカラー映画。
映し出される原色のアクセント・コントラストが美しい。
Made in U.S.Aというだけあって米国大衆文化が浸透した当時のフランス模様がこれでもかと引用されており、DISN…
ゴダールの常套手段であるトリコロール配色や音声と映像の切断とズレ、更にはその音声が規制音や効果音として活用されるのは背景音声と現在進行のやり取りへの介入として新鮮だった。恐らく話は政治の左右について…
>>続きを読む勝手に評価項目↓
エンタメ 3.0
美術 3.7
脚本
・ストーリー--
・キャラクター造形 --
音楽 3.5
構図 3.6
メッセージ --
演技3.3
メタファーが多くてわからなかった。…
クラシック音楽の短いフレーズ、電話のベル音、飛行機の爆音、車のクラクション、銃声等を所々唐突に単発的に差し込んで独特の効果を持たせ、左翼運動に絡む殺人をカラフルな画面でポップに描いた作品。ちょっと文…
>>続きを読む