メイド・イン・USAに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『メイド・イン・USA』に投稿された感想・評価

kio
5.0
一言一句聞き漏らしたくなくて、久しぶりに集中して映画を観た。  
全てが上滑りしながら全速力で衝突し、火花を散らす。跳躍した映像と切断された言葉の炸裂!ゴダールはいつ見ても元気になれる!
5.0

空砲パンパンするたびに
帽子のおじさん('ω')スッ
包帯ぐるぐる巻き人間
カウンターでチグハグポエムする男
ママ!ママ!!ママァァァ!!!
叫び死んでいく男
名前いつもピーーー入ってる

面白す…

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映像の色彩は印象派の絵画、モダンアート様々なものを取り込んでいて素敵な作品。作品は隠喩をつかい難解なものにされている印象を持ちます。あえてこんな作風としたのはこの時期のゴダールとアンナの関係からする…

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色づかいが完璧、ゴダールの実験精神が色濃く反映されている。だけでは終わらせたくない作品。
本作の演出からは意図やイデオロギーは汲み取りづらい(汲み取れない)のだが、映画もとい、芸術なんてものはそんな…

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 すごく好きだった
何より今までゴダールの作品は理解できなかった作品が多いなか、もう理解できてしまうのが悔しい…。

 反政府運動を行っていた元恋人が死にその真相を探るためアトランティックシティにや…

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4.5

再見。アンナ・カリーナが喋りながら空間を行ったり来たりし、ワケも無く振り向いたりするゴダール映画特有の楽しさ。

訪ねてきた男に靴を選ばせ、殴ると、背景が青→白→赤と変化していく。そして「ハンフリー…

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4.5

ゴダールの愛に対する信奉心みたいなものに共鳴できる映画。
政治思想や金銭、権力欲などにドライブされて生きる登場人物たちの中で1人だけ愛にドライブされて生きる主人公の描かれ方が眩しい(「私は自分やリシ…

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色使いに妥協がない。アメリカンな人工カラフル。内容は復讐譚で、至ってシンプルだけど、情報量の操作を感じることができる。作中の政府が漏らした情報で世論を作る話にも通じる。「ファシズムなんて流行して過ぎ…

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ゴダールは色彩の天才

死体を気持ち悪いもの、怖いものでなく美しいもの、ただの人形として魅せられるのがすごいというか不思議なんでなんだろうね
ゴダール映画で死んでも怖ってならないあ、死んだってならな…

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