これは好きなやつだ。なんせテーマが面白い。糞の話なんだけど、品があり、どこか爽やか。クスクスと笑ってしまうシーンが多々ある。黒木華のひとつひとつの仕草が美しい。青春映画的な側面もあって、そういう感じ…
>>続きを読むもはや、巨匠の域ですね。
伏線のはり方も何気なく、二度三度回収され、とにかく、ホンがううまいというか映画的というか、いうことなし。デジタルの細部まで鮮明に見える白黒画面(もちろん背景はソフトフォーカ…
「するんならここを退きやすぜ?」
「違います!!!」
「...ここを退いてくださいまし」
「え??」
「ここを退いてくださいまし!!!」
「その話は後にして!」
「なあお菊、後ならいいのか?
…
《おれは せかいでいちばん おまえがすきだ》
◎79点
監督・脚本: 阪本順治。
【登場人物】
✤22歳のおきく(黒木華)は、武家育ちでありながら今は貧乏長屋で父と二人暮らし。ある時、喉を切られ…
予備知識無し(予告も見てない)状態で鑑賞。
監督の舞台挨拶付きの回。
今まで観た映画の中で一番「うんこ」映画だった。いや、つまらないとかではなく、言葉通りの意味で。
あんなにうんこの映像観たの初…
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でもそれは
リセットとはまた違う
香らせたニュアンス
愛を食らったら
愛を吐き出す
形を変えて
いつまでも円を描きながら
その線と線を結ぶ
重なった所で
筆圧は強くなる
どれだけ…
モノクロの映像の中で、恋と糞が丁寧に描き出される佳作。
当時の民の暮らしぶりにフォーカスをあてた時代劇、好みでした。
章立てされた構成もとても観やすくする工夫として受け取れます。
観やすいなが…
阪本順治監督作品。
おわい屋という汚物処理の仕事をする青年二人を中心に、江戸の庶民の生活を描いた作品。時代は幕末なのに、よく知る時代劇での状況は描かれない。庶民には余り関わりは無かったのだろう。ただ…
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