昨今話題の『国宝』。そんな中、実在の人間国宝となった坂東玉三郎の密着ドキュメンタリーが渋谷でリバイバル上映。
4Kで更に鮮明になった女型の振る舞い。
少ないながらも口から出てくる貴重な言葉の数々。…
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”不可能であることを知る事によって客観的になれる”
自分は女ではないけども、男の目で女を演じてきた。客観視して女の理想を演じる、細かな所作を見つけ表現する、だから玉三郎さんが演じる女性には並々ならぬ…
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「劇場に行かない?」
「国宝」をみたからにはみておかねばならない、とおもってみた。歌舞伎に造詣はほぼ皆無と言ってもいいが、それでもわかるすさまじさ。ああ、「これ」か、とおもった。舞台にいる玉三郎か…
先日『国宝』を観て、今小説版を読んでいる。
女形が物語の軸の一つではあるが、本物の女形である人間国宝坂東玉三郎を扱ったドキュメンタリー映画があることを知った。
配信で観ることも迷ったが、やはり劇場の…
国宝見て「じゃあ歌舞伎を見た方がいいだろ」と思ってたらこれの上映があったので助かった。
ドキュメンタリー部分が素晴らしいのは言わずもがな、後半の現代劇パートも(使い古された話運びで退屈にしろ)これ…
ドキュメンタリーでありながら、舞台で観るそのままではなくシュミットなりの歌舞伎および他の伝統芸能の解釈を反映した(魅せ方の)映画で見応えがある。
演技/語り/日常/ドラマの配分と繋がりはいいがドラマ…
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