人間関係や心情を、丁寧に丁寧に両手で包み込んで、陽が出たら外に出して、
温かい眼差しで見守り
夜になったらしまう。
私にとってそんな印象の映画でした。
7~8年前から始まったフリーアドレス
な職…
話題作をやっと観た。
松村北斗が、映画やドラマに露出が多い理由が分かった気がする。
性格の良さが自然体で表現されている。
上白石萌音の、不器用で真っ直ぐな主人公にも共感できた。
病気からくる…
2024年に観ようと思ってて観れなかったから。ケイコ〜の監督なんや。
PMSでイライラが抑えられへんくなる藤沢さん。会社でもそれが発動してしまったんや。勤務2ヶ月目の新入社員ってのもあってしんどくて…
恋愛ものかと思ったがそうではなかった。
PMSとパニック障害を抱える男女2人が、病気の症状に向き合い、自分の居場所を得ていくストーリー。
どちらの病気も、客観的には分かりにくい病気なので、なかなか…
賞レースで高評価を得ていたので鑑賞。松村さんの作品は観たことがあったけれど、新海作品の実写をやることになった彼が今どのくらい仕上がっているのかも気になったし。これは、今、社会に適応しにくい持病を抱え…
>>続きを読むエンディングの曲も映像もまるで陽だまりのようで、見終わってなんともあたたかい気持ちになる。
栗田科学すてきな会社だ。
良かったな。
パニック障害やPMS、自死者の家族と言ったとてもデリケートなテ…
最近読んでいる本で、日本では中小企業が労働力の貯水地になっていたという話が出てきた。この映画に出てくる栗田科学はまさにそうした役割で、大企業(と思われる)をパニック障害とPMSでドロップアウトした山…
>>続きを読む学校の授業で見てほしいぐらいの映画です。
パニック症候群とPMSの2人の出会いから(ストーリーの)夜明けまでの物語。
2人の行動や感情の動きがとても繊細に描かれていてその人たちを知ることが出来ました…
世の中は優しくない。
生きづらさと言われる特性や心に傷を負っている人には、決して優しくはないと思っている。
弱さを晒して強く生きていく主人公たちを、静かに受け入れてくれる環境がありがたい。
現状に…
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会