このレビューはネタバレを含みます
イギリスのグラフィティの発生って本家ニューヨークとちょっと違うんだなってことが、バンクシーの政治性ともリンクしてきてよく理解できた
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・72年の大摘発=アンダーソン作戦
→保守派のサッチャ…
「バンクシーは誰か?」という一番受けそうなゴシップ的な所をほとんどスルーして、彼の軌跡をメインに据えた造りは誠実さが見え、満足度の高いドキュメンタリーと言えるだろう。
ただ、あまり深くは掘り下げて…
バンクシーの出自、育った時代背景、有名になっていく過程がきれいにまとまっている。バンクシーがなぜストリートアートにこだわるのか、なぜ有名になっていったのかなどが分かる良作。本人が匿名を貫く以上、本作…
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壁に塗りたくられたスプレーで文字や絵を表現するストリートアート。あれは芸術なのだろうか。土地や壁の所有者たちはただただ迷惑なだけだ。その常識を問いかけるのがこの作品だ。
サザビーズで競売にかけられ…
謎の覆面グラフィティアーティストとして世界的に知られるバンクシーと、ストリートカルチャーの潮流、グラフィティアートと大衆社会の関係をひも解くドキュメンタリー。
イギリスを拠点に活動しながら、神出鬼…
タイトル通りの素晴らしいドキュメンタリーだった。彼と共に作品を世に出してきた隣人が真相を明かしていく。
社会背景が抵抗し続ける若者を呼び、それらを認識する文化となって革命が成立する。
この作品を…