破壊の自然史に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『破壊の自然史』に投稿された感想・評価

多崎
4.5

早稲田松竹で観た。日大文理学部教授で本作の日本語字幕も担当している渋谷哲也によるトークショーがかなり良く、映画を観ながら疑問に思っていたことのほとんどがトークショーで解説されていたのでありがたかった…

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まるでテレビでよくある工場見学の番組のように、淡々と爆撃機が工場で組み立てられ、滑走路へ運ばれた爆撃機へ爆弾が流れ作業で効率的に積み込まれていき、離陸し都市へ落としていく様子が構成されている。トーク…

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引越ししてから高田馬場が遠くなったので行く頻度を落としていた早稲田松竹だったけれど、二年くらい経ってから西早稲田から行けばいいんだと気づいた。高田馬場の前に溜まってる大学生達が本当に大嫌いで、いい感…

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mihon
4.5

セルゲイ・ロズニツァの「戦争正義」(「破壊の自然史」と「キエフ裁判」)の日本立てで。
吉見俊哉『空爆論』に思い返しながら観た。破壊(空爆)→製造(武器)→ 破壊(空爆)→製造(武器)→♾️の繰り返し…

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知識がなくても映画の内容が理解しやすいという意味では今まで見たロズニツァの作品のなかで最も見やすかった
夜間爆撃の美しさが恐ろしい





見ていて日本と空襲に関して思ったところでは連合軍、アメリ…

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5.0

破壊の自然史
大阪十三「第七芸術劇場」鑑賞

人類史上最大規模の大量破壊を描いている。
第二次世界大戦末期、連合軍が、敵国ナチ・ドイツへ攻撃を行った。その規模が大きかったようで、その後封印されてしま…

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4.5

渋谷のシアター・イメージフォーラムでセルゲイ・ロズニツァ《戦争と正義》特集がされて前々から注目していたので2作品連続で鑑賞しました。

内容は多少の歴史知識があると映画の深層や監督が意図する過去の歴…

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4.5

【ゼーバルトが大切にしたかった”群衆の”文化を壊すのは”別の群衆”】
■あらすじ
あらゆる人々を焼け焦がした大量破壊。

第二次世界大戦末期、連合軍はイギリス空爆の報復として敵国ナチ・ドイツへ「絨毯…

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4.3

「バビヤール」についで、セルゲイ・ロズニツァ監督作2作目。
もともとこの時代のドキュメンタリーに興味があり、いろいろ観ているのですが、彼のアーカイブァル作品は別格で素晴らしい。
自身で撮影していない…

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usui
4.5

砲弾マニアではないから一生分の砲弾を見た気分
とはいえ最後の破壊された街をヘリから撮ったいくつかの映像は本当にすごかった
まるで破壊者の創造性?神の視点?みたいなものでこんな光景を美しく感じてしまう…

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