いつカット割ったのってぐらい淀みがなく、どんどん展開が続いていきあっという間に終わった。
今パレスチナ問題あるけど、当事者じゃない僕は文字通り祈ることしか出来ないし、何が正しいかと感じるなんて育つ環…
前作で晩年の枯淡の境地に達してしまったかと思ったベロッキオが、なんのことはない、キレッキレでスキャンダラスな美的暴力ともいうべき映画で戻ってきてくれた!そのことにただただ感動。
映画がイデオロギー…
エドガルドは少年期と青年期で役者が入れ替わりますが、容貌に違和感はありません。きょうだいたちも似通った容貌の役者をそろえていて、チラッと映った赤ちゃん時代の顔も目元が似てて、ほっこりします。
家族の…
このレビューはネタバレを含みます
まさしく「悪は存在しない」映画だ。信心はその人が属するコミュニティ、家族と同義語で、それぞれが戒めの意味が強い主観的なルールを持っている。そしてそれぞれが遵守しようとするから争いが起こる。
エドガル…
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本人の意思とは関係のない所で幼少期から人生を捻じ曲げられてしまった少年の悲劇を通して見えて来る宗教と人種の問題。それと一定数以上の人間が集まってできる「組織」が必ず孕んでしまう問題も内包しているよう…
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う〜〜ん良かった。
純粋な良かったではなく、複雑な良かった。笑
やっぱりリアルって複雑で綺麗じゃないよね、汚いよねって、納得と謎の満足感。
生育環境って本当に凄まじく影響を及ぼすよね。可哀想だけど…
“囚われた人”を描いていても近年のベロッキオ映画は見やすい。
完璧な照明に惚れ惚れした。
本作はベロッキオ映画で見てきた人たちがいっぱい、そして『蟻の王』で映画デビューしてルイジ・ロ・カーショが…