『夜の外側』でベロッキオの監督作品を更に観たいと感じて、最近興味のあるキリスト教に関する『エドガルド・モルターラ』を鑑賞。
ここのところ、神という存在について考える機会が多く、またこの映画でひとつの…
去年の見そびれ。
19世紀半ばにもなって異端審問官なんてものがまだ存在したのか、というのも驚きですけど。(ベロッキオ御大作品だけど、その異端審問官役が「夜の外側」では誘拐されたアルドモーロ役のファブ…
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原題「RAPITO」(誘拐)
なにも驚きがない。キリスト教ってこういう宗教だもの。反ユダヤ主義もキリスト教徒が生み出したことで、布教と帝国主義による植民地化は一体だった。いまはまるでイスラム教が悪…
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あっという間の130分!面白かった。
エドガルドが誘拐された直後の面会では、お母さんに帰りたいと泣きついていたにも関わらず、死に際での面会のシーンで取り返しのつかない信仰の違いが見えてしまったこと…
シチリアーノしか見れてないベロッキオ。もっと勉強しなきゃなあと思っています。
画角の取り方とか演出のつけ方とか、堂々たる巨匠の佇まいという感じもするんだけど、特徴的なところなのかもなと思うところも…
信仰心のない僕には、穏やかに暮らす家庭から幼気のない少年を無理やり家族から引き剥がす行為の正当性が全く分からない。また、改宗するということの精神的な意味がピンと来ないけど、明日から全く違う言葉で生活…
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史実を元にした映画。
悲しくて辛い話。
メイドのアンナが怖い。
嘘ついてるお店のおじさんも怖い。
アンナは、ユダヤ教家族の赤ちゃん(エドガルド)に、勝手にキリスト教の洗礼を受けさせる。
アンナと…
いつカット割ったのってぐらい淀みがなく、どんどん展開が続いていきあっという間に終わった。
今パレスチナ問題あるけど、当事者じゃない僕は文字通り祈ることしか出来ないし、何が正しいかと感じるなんて育つ環…