二つの季節しかない村の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『二つの季節しかない村』に投稿された感想・評価

4.1

トルコアナトリア、東部の寒村。この村を嫌う美術教師、サメット。

女生徒から虚偽の「不適切な接触」を告発され、そこから物語が展開する。

とはいえ、これは一節に過ぎず、小さな物語を積み重ねていくスト…

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「#二つの季節しかない村」自分だけは特別な人間と思っている裸の王様を少女は見抜いていたのだと思う。@FansVoiceJP
https://t.co/pclw3gVhOR
AR
4.0
人間の卑屈さを描いた198分というストレスでしかない内容を流石のジェイラン監督、徹底した洞察力で全く飽きることなく鑑賞できました。
ten
2.8

もうこの国には夏と冬しか存在しないのかもしれない。
という話をしていて思い出したので観た映画。
酷暑に辟易した身には視覚的に大変涼しい光景。を、窓の外で頑張ってる蝉の声を背景に視聴する。
映画の内容…

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長尺過ぎていつも、見るのを萎縮してしまうヌリ・ビルゲ・ジェイラン作品。
見たら結局傑作なんだよな。
この作品も198分あるのに、全く飽きず、人間描写に揺さぶられた。
一回二時間以内で作ってくれたら、…

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比較的四季がはっきりしていた日本でも最近は、人にとって心地よいはずの春と秋が花粉とインフルエンザによってすっかり様変わりしてしまった。加えて夏は猛暑に大雨、冬はコロナと大雪によって、もはや1年を通し…

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nm
3.9

2023年のトルコの映画。雪に閉ざされた町で、主人公は教師を務めている。さまざまな人間との接触、会話のようすから、主人公の人格を知ることができる。足を失いながらも強く生きる女性とワインを飲みながら議…

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TOBIO
-
主人公、教師としてはかなり良くない
4.0

アナトリアの小さな村で教員をやっている男の低回。ねたみとそねみ、我欲と狭量と近視眼と疑心暗鬼が克明に描写されていく。嫌な男だが、かれが持っている表と内の乖離はわからないものではなく、すべての気まずさ…

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3.0

ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作。

『昔々、アナトリアで』(2011)、『読まれなかった小説』(2018)のトルコの鬼才:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の新作で、トルコ・東アナトリアに暮らす美術教師の…

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