角川シネマ有楽町。ロシアのウクライナ侵攻が制作動機なのは察したが、背景のポスターと、何よりフィンランド語が理解できないと真意は掴めなさそう▼徹底的に単色組み合わせる衣装は一見おしゃれでも、どこか共産…
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好き。
「 Kuolleet lehdet 」という言葉は、そのまま英語にすると「 Dead leaves 」となる。和訳としては枯れ葉で間違いないのだけれど、「死んだ状態」をきちんとイメージとし…
この監督の作品に、すっと根を張るような穏やかな愛(と、わんこの可愛さ)を教えてもらっている気がする
あえて言葉にしなくても、行間から伝わる愛情で成り立っている二人の信頼関係は、この上ない安心感をもた…
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スーパーで働くアンサと建設現場で働くアル中のホラッパ。
決して豊かとはいえない生活を送っている二人は、ある夜カラオケバーで知り合いお互いに惹かれるものを感じる。
しかし二人は視線を交わすだけだ。
そ…
二人は楽しそうに笑うでも嬉しさににやけるでもなく、ただ静かに隣にいた。
どこか寂しげな雰囲気だけど、言葉がストレートでそのギャップが面白かった。何度すれ違っても運命に弄ばれても、また出会う。何度…
© Sputnik Photo: Malla Hukkanen