ヴィムヴェンダースの作品が好きだからという先入観もあるかもしれない。
何でもない窓から見た街の風景を、何を感じ、どんな事を考えながら撮ったのか、そして何故それを残そうと思ったのか。
そんな風にヴェ…
流れる街を淡々と、でもしつこい目のカメラワークで捉えた窓からの景色。
短編としては長く、静止画でしかない映像が数分流れる場面とかもあるが、道路を流れる車や路面電車は観てて案外苦にならない。
(少な…
ヴィム・ヴェンダースの5作目の短編映画。
ヴェンダースは、ミュンヘンの映画大学時代に住んでいたアパートからの風景が印象深い記憶として心に残っていたという。監督自身の16mm映写機を使用して撮影した…
身の回りのモノにフィックスのカメラを向けることで、カメラにそれらが確かに映ってることを確かめて悦びを感じるみたいな。それはカメラを扱うことと映画を作ることの最も原点に近い行為なのかも知れないと思った…
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