シルヴァー・シティー・リヴィジテッドに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『シルヴァー・シティー・リヴィジテッド』に投稿された感想・評価

テレビに映るローリングストーンズの映像。ベルリンの壁崩壊前の西ドイツでヴェンダースのメディアに対するアプローチがここで既にでている。

もう一度街を新しい目=カメラで捉える試み。
PomPom
3.5

ヴィムヴェンダースの作品が好きだからという先入観もあるかもしれない。

何でもない窓から見た街の風景を、何を感じ、どんな事を考えながら撮ったのか、そして何故それを残そうと思ったのか。
そんな風にヴェ…

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m
3.8
こういう日常を切り取った映像をぼけ〜っと見ながら、今日は何しようかなとか考える時間はいろんな発想が浮かんできて楽しい。

このレビューはネタバレを含みます

瞬きするカメラ、我々の眼もこんなような眼差しで世界に向かうことができるはず

流れる街を淡々と、でもしつこい目のカメラワークで捉えた窓からの景色。

短編としては長く、静止画でしかない映像が数分流れる場面とかもあるが、道路を流れる車や路面電車は観てて案外苦にならない。
(少な…

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Sari
3.5

ヴィム・ヴェンダースの5作目の短編映画。

ヴェンダースは、ミュンヘンの映画大学時代に住んでいたアパートからの風景が印象深い記憶として心に残っていたという。監督自身の16mm映写機を使用して撮影した…

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A
4.0
画面を通して見る彼の目に映る瞬間の景色
美しさと裏腹にこの世界はノイズにまみれている

PERFECT DAYSを彼が作った事が納得できる原型を感じた
学生時代のヴィム・ヴェンダースが自らの16mm映写機で撮影した作品。

淡々とした街の風景にところどころ流れる音楽。

映像も音楽も流石にセンスがいい。
POPO
3.2
ノイズ音のときは街並みをじっくりと映像として見ることができる感じ、音楽が流れてくるとたのしげな感じでいろんな物語を想像できそう、すてき

身の回りのモノにフィックスのカメラを向けることで、カメラにそれらが確かに映ってることを確かめて悦びを感じるみたいな。それはカメラを扱うことと映画を作ることの最も原点に近い行為なのかも知れないと思った…

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