インビクタス/負けざる者たちの作品情報・感想・評価・動画配信

インビクタス/負けざる者たち2009年製作の映画)

Invictus

上映日:2010年02月05日

製作国:

上映時間:134分

3.8

あらすじ

『インビクタス/負けざる者たち』に投稿された感想・評価

反アパルトヘイト運動に尽力し、南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラと、白人のラグビー代表チームのキャプテンがワールドカップ制覇に向け奮闘する姿を描いたヒューマンドラマ。
マンデラ大統領の国をまとめるための言葉や姿勢は勉強させられた。
ラストシーンは感動しました。
あの勝利の裏には、こんな物語があったのだ。
ってのは良かったんだが、下地が素晴らしいので、もうチョイ突き抜けた感動が欲しかった。
bol

bolの感想・評価

4.1
私が我が運命の支配者
我が魂の指揮者なのだ。

ネルソン・マンデラ万歳!
人格者であり、投獄生活を余儀なくされても人を赦せる寛容さや心の広さに胸を打たれました。
モーガン・フリーマンの当たり役さよ...!
イーストウッド×モーガン・フリーマンはやっぱり間違いない!
ラガーマンのマット・デイモンも素晴らしい!

これが実話なんて凄いなぁと只々感動。

ネルソン・マンデラの人物像と彼が夢見る「虹の国」を実現させる取り組みと、そして低迷気味だったスプリングボクスの勝利の過程。
この2つの大きな偉業を上映時間134分に纏めるって流石の脚本力すぎる👏👏

最後の試合シーンは手に汗握る迫力と緊張感でぐっと引き込まれる。
そして最後のWorld in Unionで涙腺崩壊。
ワールドカップのテーマ曲としても、そしてネルソン・マンデラの生き様にもリンクする歌詞が胸に響きました。
odyss

odyssの感想・評価

4.5
【ナショナリズム形成の物語】

この映画は新興国家がナショナリズムをいかに形成していくかという物語です。現代社会にあってはスポーツこそがその道具になるのだという結論になっています。

ナショナリズムという言葉は日本では長らく評判が悪かった。右翼だとか国粋派の代名詞みたいに扱われてきました。

だけど、よく考えれば「ナショナリズム=右翼」という連想は変。なぜってナショナリズムはフランス革命に起源があるわけで、つまり左翼こそがナショナリズムを生みだした本家だったからです。「ナショナリズム=左翼」が正しい連想なんです。

歴史のおさらいをすると、フランスは革命を起こしたために周囲の国々から干渉戦争を起こされました。それまではヨーロッパでの戦争といったら、専門的な軍人か傭兵を集めてやるものと相場が決まっていたわけです。国民だから兵役にという発想はなかったのです。だけど、周辺の国々から干渉されそうになったフランス人は「自分の国は国民全員が守らなければ」と考えて普通の市民が兵隊として祖国防衛にあたりました。「自分の国は自分で守る」というと、戦後日本の平和ボケの雰囲気の中では右翼扱いされかねないけど、フランス人からすれば革命によって王様をひきずりおろし国民主権を確定した以上、主権者、つまり普通の国民が自分の国を守るのは当然至極だったのです。

ちなみに日本でも戦後いきなり平和ボケになったわけではなく、「祖国」という言葉を左翼が忌避するようになったのは比較的近年のことです。私が学生だった頃、というのは70年代前半ですが、当時はまだインテリに権威を持っていた日本共産党の学生組織が発行していた新聞のタイトルは「祖国と学問のために」でした。共産党も堂々と「祖国」という言葉を使っていたのです。

閑話休題。
この映画は、黒人差別を排して新たにスタートした南アフリカがいかに国民を一体化したかというお話です。反アパルトヘイトの闘士で長らく牢獄につながれていたマンデラ大統領は、一転して白人が作ったラグビー・チームの名称を温存し、世界選手権で自国チームが健闘することで国民の一体感を作り出そうとします。マンデラが、単に反差別の闘士として有能だっただけでなく、政治家としてすぐれていたことがよく分かります。

というのは、アフリカの諸国は単に植民地状態を脱して独立したり、白人の優位を解消したりしただけでは決して順調にはいかないからです。いい例がルワンダ虐殺でしょう。この事件からは『ホテル・ルワンダ』『ルワンダの涙』という傑作映画2本が生まれていますから詳述はしませんが、要するに民族間の反目を保持していたのでは、国家運営はうまくいかないのです。「俺たちは同じ国の同じ国民なんだから、平等であり、兄弟みたいなものなんだ」という意識を浸透させないと、近代的な国家は生まれない。こうした意識こそがつまりはナショナリズムなのであって、ナショナリズムなくして国の近代化はできません。マンデラはそのことを実によく分かっていた。

そして、白人と黒人の反目だとか、細かい民族間の対立(ルワンダ虐殺もそこから起こった)だとかを解消して一体感を生み出すには、一つにはカリスマ的な指導者が必要であり、もう一つには国民がみな誇りに思える何事かを生み出す必要があった。マンデラはその「何事か」にスポーツを選び、見事に成功したわけです。

なお、マンデラに関しては『マンデラの名もなき看守』という、これまた優れた映画がありますので、マンデラに興味を持った方はご覧になることをお薦めします。
817

817の感想・評価

2.5
ネルソン・マンデラとスプリングボクスの関係性はわかったけど、お話として、もう少しどちらかに寄せて欲しかったなぁ。途中脱落しかけたもの。

余談だがラグビーが大好きだ。
もちろん、スプリングボクスも、南アの国歌も美しくて好き。
この作品は自分にはあわなかったが、ただいまオータムネーションズで連敗中のボクスは、来週末も応援する‼️
CONAN2

CONAN2の感想・評価

3.0
序盤は いい感じで始まったんだけど、中盤から 物語として物足りない‥ チームが強くなっていく過程が ぜんぜん描かれていない‥ 残念‥
nannjikuri

nannjikuriの感想・評価

2.5
試合は面白かった

人種差別してた南アメリカのラグビーチームの話
黒人の大統領にかわって
国のラグビーチームが国を変えると言って
実際に国が変わって
最終的にチーム、祖国一丸となって戦うことができた

でもチームがどう努力したか何が変わって
ここまで来れたのか、国が主人公なのかチームが主人公なのか

試合自体は楽しめたけど、って感じ
poezou

poezouの感想・評価

3.7
イーストウッド監督の作品、たまに救いがなくて絶望するから、こういう前向きな話は気持ちいい。

こう言う国のまとめ方を少しは日本の政治家たち学んで欲しいと思ったけど、そもそも次元が全く違うんだった。
lemmon

lemmonの感想・評価

4.0
面白かった!
イドリスエルバの「マンデラ 自由への長い道」もまた観たくなった。

冒頭からマンデラの放つ言葉にいちいち感銘を受ける。その考え方、このアパルトヘイト撤廃後の南アフリカだけでなく、いつどこでも適用できる。

物語は、国を統制しようとマンデラがラグビーのワールドカップに目をつけ、チームをバックアップする。
スポーツの力は偉大である。
これも政治的利用と呼ばれるなら大歓迎な方だ。

もうひとつ嬉しくなるのは警備員のにいちゃんたち。ここも黒人白人たちが手を取り合う様が鮮やかに描かれる。これがまたでしゃばり過ぎずニンマリする😊。

実話の強み。
試合は、、、ほんと凄いなあと素直に痺れた💦。
もうこうなったら結果はどっちでも大丈夫だよ!と思えた😆。実際そうだったと思う😭。

マットデイモンは何もかもが素晴らしかった😆👏。


本作、マンデラの半生の映画としてみるとつまらない。マデラン完璧すぎる。モーガンフリーマンの演技も神格化されたマンデラとしては完璧すぎる。
ただ本作は違う。ひとつの軌跡を追った作品。あ〜なんとも清々しかった!



Blu-rayをレンタルしたら30分のイーストウッド監督のドキュメンタリーが収録されていた。
「ミスティック・リバー」「ミリオンダラーベイビー」は大好きだが、内容が切な過ぎて2回目がなかなか観ることができない作品だなあと改めて思い出した😢。
あきら

あきらの感想・評価

4.0
胸熱。
弾圧抑圧されてもこれだけ宥和の精神で国民をまとめ上げる人格者が実在したことは南アの人々にとって永遠の誇り。
そしてその想いに対して忖度なしの大舞台で結果を出す選手たちの努力に敬服。
何度観ても熱くなる。
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