フランス、ナルボンヌで、街中の洒落者は、流行りのダッフルコートに身を包んでいる。ダニエル(ジャン=ピエール・レオ)は、憧れのダッフルコートを纏い、女性を口説くため、サンタクロースに扮するアルバイトに…
>>続きを読む【ダッフルコートが欲しくて】
ジャン・ユスターシュ監督のフランス・ナルボンヌが舞台の青春ドラマ
〈あらすじ〉
定職のない貧しい青年ダニエルは、女性と親しくなりたくて街で手あたり次第に声を掛けるが…
ダッフルコートを纏い、寒さに肩をすくめながら歩く男たち。タバコの煙は風に舞ってすぐに散る。室内でもコートを羽織る人々、その背後の窓から冬の陽光が差し込む。冬の寂しさは全編通して漂うが、そこに息づく若…
>>続きを読む記録
人生ってちょっぴり退屈で、クソつまんねぇもんだ。
ジャン=ピエール・レオはこういう役がよく似合う、こんなにも格好いいのにダサすぎる。
女性の肌に触れたいという渇望、その(普段の自分では)…
再見。『わるい仲間』が接触禁止の映画だったら(身体に触れる代わりにバッグをまさぐり財布を盗む)。こっちは接触解禁の映画。サンタクロースの衣装やダッフルコートなど、身に纏うものについての映画でもある。…
>>続きを読む童貞の肩身が世界一狭いであろうフランスにおける最高の童貞賛歌。
幼さを隠蔽すべくタバコを吸い、相変わらず万引き常習犯であるユスターシュ世界の男はバイトによってサンタのコスチュームという合法的に女子に…
最高!地方の街ナルボンヌに住む貧乏な青年ダニエル(ジャン・ピエール・レオー)は、
自分が金がないのは実業家の父から勘当されたからだと自分を装い、今日も素敵な女の子を探している。
そして、ダッフルコ…
空気も凍てつくようなクリスマス・シーズンの仏南西部ナルボンヌ。いつになったらダッフル・コートが買えるのかというジャン゠ピエール・レオー(ダニエル)の独白により幕が開く物語は、モラトリアムな時代の…
>>続きを読む© Les Films du Losange