[強固であり希薄な存在である春さんのこと] 80点
傑作。杉田協士長編四作目。主演の小川あんは、これまでの杉田作品の女性たちとはまた別種の存在感があり、ちょっと映画の雰囲気に対して強すぎるのではな…
この作品、はっきりしたストーリーもなく何かを訴えるでもない。観る人の感性が問われる作品だと思った。残念ながら僕にはその感性が乏しく、何をどう感じたらいいのか正直戸惑ったまま終わってしまった。スタンダ…
>>続きを読む余白が多く、まるで観客の想像力を試すような映画。主演を務める小川あんの表情(非常に素晴らしかった)を見つめながら映画を楽しむ。ロングショット、生活音が没入感をもたらす。小川あんさんがタバコを吸うシー…
>>続きを読む己の孤独との対峙と救いについて。
(あくまで推測でしかないが…。)
書店員の春はこどもの頃、身の回りで起きた事件の悲しみと長年向き合えずにいた。春はその事件を知る(と思われる)雪子と剛に久しぶりに…
見つめる。と、聞く、は同時に存在する。
過去と、現在も常に同時に存在している。
何かを待ちながら、探している。
はるさん。
心とは、重なっていく関係である。
人と人の間にあるもの。
傷つけるためとか…
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