自分の死と向き合う過程には痛ましさも多々あったが、お祖母さんとのシーンやお姉さんに電話をかけるシーンなどでは主人公の中にある優しさや愛情の蓋が開けられたような感じで、少しは救いがあったような気がした…
>>続きを読む邦題どおり「ぼくを葬る」作品だった。“ほうむる”ではなく“おくる”がぴったり。オゾン監督が自身を主人公に投影しているとのことでストレートな作りでした。
同性愛者のカメラマンが余命を宣告されてから、…
メルヴィル・プポー演じる主人公の意思のこもった眼差しが、病に冒され徐々に弱まっていく姿が切ない。
電車の母子やラストシーンなど、「死」を前にした人の目に映る「生」の輝きが残酷で美しかった。
ジャンヌ…
ラストシーンが美しく、そのシーンの為に作られたのか?と思うエンドでした。「まぼろし」に続くオゾン監督の“死にまつわる3部作”の第2作。今作は、余命宣告された青年が「どう死ぬか?」を模索して行く話。結…
>>続きを読む余命3か月を告げられたカメラマンのロマン。
絶望に打ちひしがれるが、このことを秘密にし本心を唯一打ち明けられる祖母にだけ真実を話す。
付き合っている男性に自分から別れを告げたりなど、一見すると自己…
ロマンがとにかく美しい。
ゲイの恋人のサシャを突き放してそれでも会いに行く、セックスを断られるのが切ない。余命について言えないのも切ない。
ラストになるにつれてやせ細って、海に入って上がって息を引き…
Summer of 85が良かったからフランソワ・オゾン監督の他作品が気になって鑑賞
画の質感と独特の温度感がよかった
痛くて苦しむ描写が少なかったから穏やかに最期を迎えられたように見えるけど実際…