キューブラー=ロス「死の受容への五段階」
第一段階=否認。第二段階=怒り。第三段階=取引。第四段階=抑うつ。第五段階=受容。
この映画を観ていたらふとこの5段階を思い出した。
生と死…
余命3ヶ月を宣告されたゲイのカメラマンが死を目前に自分を見つめ直し最期を迎えるまでの日々
メルヴィル・プポーがそれはそれは美しく、祖母役のジャンヌ・モローが圧巻の存在感を放つ
流れていく時間が優しく…
このレビューはネタバレを含みます
ジャンヌモローがオゾン作品に出ているなんて!と思って観た。
主人公のロマンが病気に気付いてからどんどん人間味を増していく所に感動を隠し切れなかった。おばあちゃんと会ってから彼の中で何か変わっていった…
オゾンの映画には悪趣味で残酷な所があるけど、この映画にはそれが殆どんどなかった。オゾンは海が好きらしい。
ラストシーンがいい。
何故、恋人に真実を伝えなかったのか、伝えれば願いが叶ったのに。
子供を…
パリでファッション・フォトグラファーとして働く、ゲイであるロマンは、ある日、余命3ヶ月の宣告を受けます。
自分の死と向き合い、残された時間に何が出来るか?自身もゲイであるオゾン監督の思いが投影された…