1人の男が死を受容するまでを丁寧に描いていて、そこまで大きな展開や感動がある訳ではないけど、静かに胸を打つ映画だった。自分がもしこの若さで死を宣告されたらどうするんだろうと考えた。唯一祖母にだけは打…
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ぼくを葬る、というタイトル通り31歳順風満帆の写真家の青年が余命宣告を受け、死にゆくまでの話。
31年間の人生が自分だけのものであるなら、その最期の死までもを自分だけのものにしたかったのだろう。
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自分が想像していた内容とはちょっと違いましたが、ロマンの癌と宣告されてからの行動や発言は、色々と考えさせられるものがありました。
ロマンなりの31年間の人生があるからこそ、意地を張ってしまう部分も…
もし今、余命宣告されたら私はどうするんだろう。主人公の余命宣告されてから淡々とすぎる日々がリアルで、少しずつ少しずつ受け入れていってるんだろうな、と。祖母からの一緒に死のう、という言葉が切なくて、後…
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