淡々と描かれる死への時間へ進む日常。
主人公の子供時代と今とを交差させて描いているのが見事。
一級のゲイムービー。
しわくちゃのジャンヌ モローの美しさに、陶酔。人生が刻まれた顔だ。
日本の女…
過去のそれも含めて自分と折り合いをつけること。そして自分が消えたあとの世界とも折り合いをつけること。そのためにはどれだけの時間が要るんだろう
関係性における通念的な役割を変に意識しないで率直に向き…
このレビューはネタバレを含みます
悲しかった。ものすごく辛い気持ちになるけど後味はさわやか。31歳でがん宣告されてからの話だから、明るい話なわけないんだけど。
基本感情押し込めてるから、おばあちゃん相手に打ち明けて泣くところは本当に…
「生きる LIVING」を観たので、同じテーマの映画をもうひとつ。
主演男優メルヴィル・プポーさん、世界一かっこいい…。
平静な死、的なところは「すべてうまくいきますように」を、若い男性同士の眩し…
うるっときてしまう。
死を前に素直になれないのは、ドランの『たかが世界の終わり』を思い出す。
忙しいから会いに行けないけど…などと電話で言いながら、公園で子どもたちと遊ぶ姉を撮影するシーン。
…
余命宣告された主人公が独り死と向き合い、受入れるまでの心の葛藤が苦しい。
家族・恋人・仕事、過去を追想し悲嘆に暮れる中、ある夫婦との出会いが彼の死生観を変えていく。
厳しい減量で痩せたメルヴィル・プ…
フランソワ・オゾン監督作。
死を目前にした男性の最期の日々を描いた人間ドラマ。
『まぼろし』(01)で愛する夫の死に直面した女性の魂の彷徨を描き切ったフランスの鬼才:フランソワ・オゾンが、今度は…
ずっと楽しみにしていたのに、身体は疲れていたらしく、開始数分で眠ってしまった。
だれかの呼吸音を感じて目が覚めた。寝ぼけた頭は、自分しかいない部屋でどうして?と瞬時に不安になった。だんだん時間がたっ…
原題: Le temps qui reste
英題: Time to Leave
公開時、劇場で観なくて良かった。大泣きしてしまいました。
小さなカメラに収められた数々の写真は彼自信の脳裏に…