序盤はやたら長い森のショットとか巧、花、峯村夫妻たちの暮らしの風景とか、誰が何してんの?という気持ちで観ていたけど、グランピング説明会のシーンから話が動き出して面白くなっていった。その後の高橋、黛の…
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冒頭からずっと不穏な雰囲気が漂い、本当に何も起こらないシーンですら手に汗を握る。善と悪、東京と地方が対比されていくが、高圧的な住民説明会や改心する事業者、あるいは移住者とその境界は曖昧で混濁する。そ…
>>続きを読む言外の魅力に惹きつけられた映画だった。けっこう好き。
突飛な感想だけど幽霊映画だなと感じた。それも人の幽霊とはではなく、「自然の」というか、「森自体の」というか、何か私たちには計り知れない存在の幽…
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定点の広角から映し出される、被写体の繰り返しの生活リズム。だるまさんが転んだの動きの静止と自然の動きの遅さが重ねられるのもきれい。
上流に住む人の積立が下流の人の水を汚す。
グランピング開発も住…
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冒頭から広角レンズが追う、樹木を見上げながら移動していく映像のパースペクティブ感があまりにも美しくて溜息が出そうになった。
根っからの悪人は居らず、みな自分が生きていくために精一杯足掻き抗って…
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