涙が止まらなかった。ヨーロッパの不法移民がいま大きな問題になっている中で、イタリア人の監督が舵をとって映画をつくるということの意義について考えさせられる。不法移民という問題を必要以上にどちらかに肩入…
>>続きを読むガロちゃんの最新作。
ファンタジックなメイン画像と、子ども向けかと思うような邦題から、てっきり「ほんとうのピノッキオ」系の映画かと思ってたら、全然ちがった。
セネガルの若者2人が、ヨーロッパを夢…
イタリア映画祭2024
ですが舞台はアフリカ大陸。
セネガルからマリ、ニジェール、リビアを経て憧れのヨーロッパ、イタリアを目指す16歳の優しく責任感が強い青年のお話。
サハラ砂漠の過酷な環境以上に…
【第80回ヴェネツィア映画祭 監督賞】
『ゴモラ』マッテオ・ガローネ監督の新作。ヴェネツィア映画祭コンペでプレミアされ監督賞を受賞、アカデミー国際長編映画賞にもノミネートされた。先日発表されたダヴィ…
最近良くある国を脱出、移民難民の人権侵害の話のように見えるが、この映画は映像でグイグイ見せてくる。さすがのガローネテイストで、予想の斜め上をいく展開。映像は美しく、物語が進むにつれてどうやって撮影し…
>>続きを読むイタリア映画祭にて。
想像していたものとほんの少し違ったし、想像していたよりいろいろ凄かった。豊かさに憧れ欧州に渡ることを決意したセネガルの少年の視点で描く越境映画。容赦ない。
2023年はマッテ…
ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞、アカデミー国際長編映画賞にノミネートと世界的な評価を獲得したマッテオ・ガローネ監督の新作です。
もともと社会を厳しく見つめる監督で、イタリアの問題を世界に問う独自…
椅子から立ち上がれないくらい衝撃を受けた。見ていて辛かった。
移民たちの遇され方があまりに酷いというのも一つ、もう一つはセイドゥ(主人公、従兄弟とともに不法に欧州行きをする)をヒーローみたくまつりあ…