当初は「孤独な私生児の闘争譚」として始まりながら、最後には「闘争の果てに見いだした愛と希望」の物語へと転じる作品だった。北欧ならではの荒れ地の硬質さが際だっていた。
邦題の「愛を耕すひと」はやや柔…
開拓ってなかなかうまくいかないね。
アホな地主に振り回されて、皆が不幸になってしまった。
開拓は成功するも、結局、貴族の称号を捨てて彼女の元へ…
ハッピーエンドを期待していたのに、最後まで暗い話でし…
18世紀デンマーク王国ユトランド半島。マッツ・ミケルセン演じる退役大尉は貴族の称号を目的に当時荒地だった半島国王領の開墾に乗り出す。数は少ないものの協力者を得て順調に開墾は進むが、それを阻止したい近…
>>続きを読むマッツ・ミケルセンの、寡黙でポーカーフェースの魅力は、デンマーク映画で倍増する。 ハリウッド系映画では渋い悪役が多い彼が、母国映画では好感度が高いヒューマニストを演じている。 アカデミー賞で長編国際…
>>続きを読むⓒ2023 ZENTROPA ENTERTAINMENTS4, ZENTROPA BERLIN GMBH and ZENTROPA SWEDEN AB