なんだか、何も回収されずに終わった感がある。
さとこはどこに行ったのか。亡くなったのか。
これは、認知症になった父の、自分も知らない部分を辿り、認め、歩み寄る話なのか。
あの息子だって、あの家の何か…
最近、認知症をテーマにした作品が増えた気がする。
不可逆的な症状は観ていて辛い。
医療が進歩して、人間が長生きできるようになったからこそ発症する症状のひとつなのでしょうか。
認知症が親子関係を…
導入は疎遠になっていた親が認知症になる、というシンプルなヒューマンドラマなんだけど、
森山未來、目はあんまり語らないけど視線は語るから「この楽器ならこう奏でられるだろうな」という安定感がずっとあって…
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父の認知症が悪化して介護施設に運ばれた。離れて暮らしていた息子の卓は、父へ必要な物を届ける傍ら、父が再婚相手と住んでいた家の整理を始める。大量のメモと手紙、父から受け取った大量の私物に入っていた継母…
>>続きを読む森山未來久しぶりに見たけど良いな。
みなさん演技が素晴らしすぎて。
ただ内容はちょっと難しかった、汲み取れていない部分が多い。
ずっと不穏な感じが、認知症とその周りの人の空気そのものだった。
頬を撫…
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俳優の卓は、幼少期に自分と母を捨てた父・陽二が事件を起こし警察に保護されたとの知らせを受け、30年ぶりに再会する。認知症を患い別人のようになった父と向き合う中、卓は父の再婚相手・直美の失踪を知る。父…
>>続きを読むどうしたものでしょう
年齢も近いので遠山陽二(藤竜也)の一挙手一投足に気が気ではありませんでした。
いるけれどもいない
「精神の死生」という言葉に不安が掻き立てられ全然大丈夫ではない怖ろしさが込み上…
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【登場人物と背景】
主人公・遠山卓(森山未來)は、役者の仕事で食べていけず、妻の収入で生活する日々。
ある日、彼のもとに警察から連絡が入る。
認知症を患った実父・暘二(藤竜也)が、自ら通報して騒ぎを…
森山未來の演技にものすごく感情移入した
まじ震える
今、祖父母を介護してるからすごく考えることが多かった。してなければ、こういう作品見て、字面だけ並べて綺麗事しか言えないし、思わなかったと思う。…
近浦啓監督の作品は初めて観ましたが、とても“玄人”っぽい作風でした。濱口竜介監督の作品に雰囲気が似ているかもしれません。少し示唆的な表現がわかりにくいところもあるし、別々の時間軸のシーンを混在させ…
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