このレビューはネタバレを含みます
実話
ただただ悲しい。
ある日劇的に悲しみを克服できるわけでもなく、静かに毎日が過ぎていくだけ。
奥さんと最期にいた友達のブリュノにモヤモヤした。彼自身もテロからのサバイバーでトラウマを抱えて苦し…
ヒトは未知のものを
警戒して恐れるように
DNAにプログラムされていると言います。
そのため
自分には絶対できないと思うことをしたり
絶対言えないと思うことを言う人のことを
知るために観察し、
疑…
なんかつい最近のことと思っていたISによる2015年11月13日のパリ同時多発テロ事件。もうそろそろ10年経つんですね。この作品はテロ事件で妻を殺されたジャーナリストの男性と息子のお話。
テロで殺さ…
テロリストたちの思うようにはならない
それは、君たち(テロリスト)を憎まないで
子どもにも憎ませないで
怯えずしあわせに暮らすこと
理屈は分かるけど愛する人をテロ行為で奪われたら想像もつかないような…
息子のメルヴィルが天使。メルヴィル役のゾーエくんは間違いなく天才子役では?1歳半のメルヴィルに対して、演じたゾーエくんは3歳だったらしいけど、それにしたって名演技よ…。うんちオエッすらかわいすぎる🥺…
>>続きを読む突発的に発信してしまったのだろうけど、それでも自分だったら憎まない選択は取れない
こんなことが起きても日常は続いていくしそこには当然妻が生きていた跡があって苦しい
てっきりなにかをきっかけに立ち直…
幸せな日常から突然愛する人を奪われる。
その奪った相手を知ることもなく憎まないという選択をするほど勇気のあることはない。
そして何もなかったかのように、毎日を笑顔で過ごす。
そう平静を装って生きる…
テロで最愛の妻を亡くしたアントワーヌの心の葛藤がリアルに描かれていて苦しくなった。人生は続く。憎しみは何も生まないと言うけれど憎まずにはいられない出来事もあると思う。アントワーヌの様子からも根底には…
>>続きを読む©2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion