プロレス伝記映画というよりもある一つの家族物語。自身が達成出来なかった想いを息子たちに託す父親と献身的な信仰のある母親。過剰なまでに息子たちに悲願を成就させようとする父親の冷徹な教育方針をやりすぎだ…
>>続きを読む全体的に好感が持てる作品。
夜のシーンが素晴らしい
(多くの人が指摘している練習している奥に自殺を行おうとする弟の懐中電灯の光が捉えるというのは、普通の演出かと思うけど、むしろそのくらいの空間表現…
『アイアンクロー』
80年代の空気感が心地良いが、常に不穏な雰囲気で進行。
兄弟仲の良さが分かる描写が多い分、フォン・エリック家に畳み掛けるように降りかかる不幸が余計にツラい。
ラスト、呪いから…
プロレス一家を襲う悲劇の話。父親からかけられる「甘えてはいけない、弱音を吐いてはいけない」という呪いが、兄弟たちを蝕み、破滅的な未来へと導いていく。鍛え上げられた強靭な肉体に反して、脆くなっていく精…
>>続きを読む佳作。かつてはプロレスファンであったので、このタイトルに惹かれないわけはなし。しかしこのファミリーの状況は知らなかったので、その壮絶さに言葉失う。ドキュメンタリータッチというよりはフィクションの匂い…
>>続きを読む家族と一緒にいたい
夢と呪縛の先に待つものは
プロレスに関してはほぼ素人です。
この家族の事も出来事も全く知らずに鑑賞。
感動ドラマなのかと勝手に思っていたら壮絶な展開に唖然としてしまいま…
「爪痕残せずーー」
昭和のプロレスファンからするとフォン・エリック一家(週プロ的呼び名は鉄の爪エリック一家)の一連の悲劇は強く印象に残っている。
ケビン、ケリー、デヴィッド、マイクの4兄弟、この4…
◎世襲兄弟にふりかかる「家族という呪い」
『52ヘルツのクジラたち』のレビュー(2024.3.28)で登場人物の「家族は呪いだ」という言葉を借りて、
《すべての家族は呪いであり、呪われていない家族…
兄弟が非業な死を遂げたフォンエリック一家の物語、楽しみにしてたのをようやく観られました。フィクションとノンフィクションを織り交ぜ、良質な家族の物語になっていると思いました。
物語を観て思ったのは、父…
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