#ホウ・シャオシェン 監督作品「#恋恋風塵」を観た。台湾の田舎で暮らす少年と少女の淡くて切なく心が苦しい恋愛物語。幼い頃より兄妹のように育ってきた二人は中学を卒業して家計を助けるため二人で台北へ働き…
>>続きを読む美しい田舎の風景。都会に出て協力しながら生きていく幼なじみの2人。
オープニングのトンネルを抜ける列車のシーンから掴まれてしまった。
田舎と都会。伝統と近代化。社会の移り変わりを静かに眺める。
大き…
2014/9/22
まるで日本の田舎のような風景に、否が応でもノスタルジーを感じてしまう。そんな中で兄妹のように一緒に育ち、いつしか互いに恋心を抱くようになったアワンとアフン。特別に言葉として形には…
モノへの寄りのショットはそのシーンを象徴し、言葉で語るよりも確かな確証をもたらす。また「童年往事」に通ずる年長者の達観した態度は未発達の少年を暖かく包み込み、観る者の安堵を獲得した。ショットはストー…
>>続きを読むミレニアム・マンボとは対照的に引きの画が多め。でも物語の進行を画面外に任せてメインで映ってる2人のリアクションで心情を想像させるのはこのときからのやり方なのかな。
最初のカットで一気に引き込まれるの…
このレビューはネタバレを含みます
冒頭のトンネルのカットとその後の男女のカットは、カメラの位置は反対になり、男女の立ち位置も反対になる。この「すれ違い」は、駅のホームの横から撮られたシーンとも繋がり、彼は去っていく。生家に戻った場面…
>>続きを読む侯孝賢やエドワードヤンが描く戦後の台湾は基本的に貧しく、無邪気な少年だった主人公は高校生くらいの頃から思春期の鬱屈感や社会の不透明さや貧しさから怠惰な毎日と暴力的な人間関係にはまり込み、肉親を悲しま…
>>続きを読むファーストショットがまずいい
トンネルや電車、ロングショットが、彼らが存在する台湾を取り巻く社会的状況と密接にリンクしている
時折まざるあざといハンディショットが効果的に働いているのかどうか分からな…
構図と光が全編完璧でカットが変わる度に溜息が出た。映画同様に寡黙な2人の透明感。田舎の家族の足型を元に靴買うとこ健気で泣けるし、デート中にバイク盗まれるとこの反応が切ない。同期の飲み会の雰囲気も好き…
>>続きを読む©CENTRAL MOTION PICTURE CORPORATION 1987