たまらないですね。詩のようでもあるし、まるでいつか自分が見た(でも記憶の彼方にあった)風景であるかのような思いに駆られるし。
タイトルからもう秀逸。『恋恋風塵(れんれんふうじん)』って、字面も音も詩…
「恋が風の塵となる」タイトルのとおりの内容を予想して見始める。柵越しの会話に少しだけ哀しい予感が漂い、もうひとり、柵越しに顔をのぞかせる郵便配達員への警戒感はやがてあたってしまう。トンネル、手紙、シ…
>>続きを読む【鑑賞メモ】
緑のトンネル。
お手製のシャツ。
プラットフォーム。
空気感がとても好き。
始まりの、列車とトンネルのシークエンスがまず良い。
お花みたいに静かで儚く、可愛いらしいアフンと、割とベ…
【世界で最も美しい題名by蓮實重彦】
トンネル 列車 時計 ライター 爆竹 アワンばかりだ 退役まで387日 中国の漁船 すべては縁だ 朝からまぶたがぴくついた お前が帰ってくる予感がしたよ サツ…
これまたとんでもない映画だ…。何もかもうまくいかない少年の日々をこれほどまでの質感で撮り仰せた映画はあっただろうか。二本立てで観た「童年往事」も実は微妙に詳細なストーリーが語れないのだがそんなことは…
>>続きを読むトンネルを走る鉄道の正面から次第に出口の光が大きくなっていく冒頭のシーンが、映画館の映写窓や逆にトンネル側から鉄道を撮るショットなどで形を変えてリフレインするのオシャレ。十份の階段の多い村並みを定点…
>>続きを読む"すべては縁だ"
口数の少ない二人の、なんとまぁ多くを語る視線だろうか。
ひたすら喋り続ける祖父の、空っぽの瞳。樹木希林的。
ずっと見ていたいと思うシーンが次から次へと通り過ぎていった。
©CENTRAL MOTION PICTURE CORPORATION 1987