「青春の男児は己を知らず
どこへ行きつくのか」
ホウ・シャオシェン監督の自伝的作品
幼馴染との淡い恋を中心に描いた若者の成長と喪失の物語
『ペパーミント・キャンディー』のような映像…
ホウ・シャオシェン監督の自伝的四部作(『風櫃(フンクイ)の少年』『冬冬(トントン)の夏休み』『童年往事 時の流れ』)の最終作となる青春映画で、1960年代に台湾の山村で育ち、共に中卒で大都会・台北に…
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侯孝賢監督が青年の甘く切ない初恋を描いた傑作。
田舎の貧しい家庭に生まれた阿遠と阿雲は家族同然の仲の良さで、阿遠は中学を卒業後、台北へ働きに出てしまう。その後を追うように、阿雲も彼の元へやってく…
恋の終わりに明確な事件も理由もない。
ただ少しずつ、すれ違っていき、少しずつ、何かが冷めていき、そしてある日、静かに終わる。
それは失恋ではなく、
“人生が静かに曲がった瞬間”のようなものだ。
だか…
幼なじみとの淡い恋心が切ない純愛なラブストーリー。この繊細な雰囲気を成立させているのが、辛樹芬(シン・シューフェン)です。素朴でありながらどこか儚げな存在感が魅力的。早々に女優を引退してしまったので…
>>続きを読む6,7年前にどこかのサブスクで観て、それっきりサブスクからは消えてBlu-rayも廃盤になってた映画。今回(わざわざ特典を抜いて)再発売されたので購入。
序盤、村の中で働いているのは高齢の人ばかり…
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切ないなあ。
青春を経て、若者になりゆく男女。
過ぎゆく時間は体感は長いようで過ぎるとあっという間で、だらだらしていると悔いが残る。女の心変わりなんてないわけない。
また、そんな彼女が変わっていく過…
©CENTRAL MOTION PICTURE CORPORATION 1987