私の大好きな台湾の侯孝賢の若き時代の作品です🇹🇭 1960年代終わりの台湾の緑生い茂る山間にある村の質素な風景と家屋が、どこを切り取ってもいつも待ってくれている場所で、都会から帰ってくると主人公と一…
>>続きを読む近代のシステムが土地から人を引き剥がし、人と人とを分断する
土地を繋ぐはずの電車によって人は分断され、人を繋ぐはずの手紙が心を通わせない
皮肉にも手紙/媒介物の媒介者が人と繋がる
トンネルを抜けた先…
恋の終わりに明確な事件も理由もない。
ただ少しずつ、すれ違っていき、少しずつ、何かが冷めていき、そしてある日、静かに終わる。
それは失恋ではなく、
“人生が静かに曲がった瞬間”のようなものだ。
だか…
『冬冬の夏休み』がとても良かったホウ・シャオシェン監督作を続けて。
登場人物みな悪気がないまま、現実の苦みがゆったりと積み重なってゆき、誇張のないリアリティが滲み出す様が独特。主人公のおじいちゃん…
言葉がなくてもお互いの気持ちが分かってるような、沈黙さえも心地良さそうな愛以上の関係性が素敵だった。そのままで良かったからそのまま最後まで2人でいてほしかったなぁ。
全体的に言葉が少なくて、リアル…
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