かつて脚本家を目指していたが、志半ばで挫折し、今は弔文を書く仕事をしている中年男性が、人の死に触れているうちに自らの心も変化していく…というお話。
前半は弔文を生業とする男性の仕事ぶりが描かれて、…
2025年300作目。
脚本家としては芽が出ない主人公ウェン・シャンは、
弔辞の代筆業で生計を立てている。
会ったこともない人の弔辞を、
丁寧な取材を基に書き上げる。
様々な境遇の依頼主に会い…
あらすじに惹かれて鑑賞しました。
落ち着いたトーンの映像は凪のようで、これはこれでとても美しかったのですが、ストーリーは余白が多いように感じて掴みきれない部分が残ったのが心残り……。
中国と日本の…
会ったことがない・今後も会うことはない人へ言葉を紡ぐ人。自分が作り出す世界よりも更新されることがない世界を言葉にする。どれだけ愛や感謝を述べても讃えても届かない言葉たちを作り上げる。
主人公の物静か…
「人の世の煙と火」
温かい気持ちになり、気負わず誠実に生きていたいと思える穏やかな再生の物語。
エンドロールでの猫のエピソードもほっこりする。
原題『不虚此行』は「この旅は無駄ではなかった」という意…
綴ろうにも
言葉が足りない
辺りを捜すも
どれも似たものばかり
これだという
ただ一つ
それだけでいいのに
そんな旅を続けている
どんな物語になる
誰も知らない
世界を造る
色んなパーツを
巧み…
とても綺麗な映画だった
美しいショットばっかり
主人公に過去何があったのか、とか
何を考えていてどうしたいのか、とか
そういうことをそのままストレートに描くのではなく、周りの人達の話から読み取って…
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