このレビューはネタバレを含みます
セリフがひとつもない映画を初めて観ました。
表情や画面作りで、しっかりストーリーだったり感情が伝わるってすごい……。
ゴンドラの装飾が、どんどん派手になっていくのが可愛らしかったです。これならどうか…
名画座二本立てで鑑賞。テーマは「言葉にならなくても伝わること」だそうだが、まさにそうだった。
ショートコントのようにゴンドラと登場人物は同じながら色々なエピソードが披露される。会話や字幕はないものの…
行き交う二つのゴンドラの女性乗務員が、ふたりで楽しくきゃっきゃとする話。セリフはほとんどなく、最初から最後まで視覚的な表現で物語が展開していきます。
ヘルマー監督の作品を観るのはこれが2作目ですが…
実際にジョージア南部にあるゴンドラを舞台にそのゴンドラで働く事になった女性がゴンドラ同士がすれ違う時に同僚とふざけつつ交流を繰り返し、村人達とも心を通わせる
クレイアニメの実写版というのがよく分か…
ゆっくりゆっくり
ゴンドラが行き来する
ゴロコロゴロコロ
交互に意思を伝え合う
じっくりじっくり
次の一手を考える
のほほんのほほん
相手の気持ちに包まれる
ほんわかほんわか
相手の気持ちが…
予告編でなんか変わった映画だなっていうのと、古すぎるゴンドラが素敵だったので観に行こうと思った。ほぼほぼゴンドラがすれ違う時に、なんか1発芸やってるって感じ。特にこれといって面白くもなく展開がなんか…
>>続きを読む©VEIT HELMER-FILMPRODUKTION,BERLIN AND NATURA FILM,TBILISI