おとぎ話的な世界観でありつつ、ところどころ不条理さや、妙な人間の生々しさも垣間見え、なんとも一筋縄ではいかない独特の後味。
映像としてはかわいらしくて好きだったけど、映画としてはうーん、セリフなしの…
昔ながらのクレイアニメを思わせる質感だった。
劇中は終始、音声言語が一切使われない。
どうせなら文字も無い世界にしてもよかったんじゃないかとも思ったが、牧歌的な空気を作りながらもファンタジーにはした…
ファイト・ヘルマーは元々好きなのだが、ゴンドラ(ロープウェイ)で繰り広げられる物語としてフドイナザーロフの『コシュ・バ・コシュ』という傑作が既に存在するのにも関わらず、これをどう観ていいのか正直わか…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
セリフがひとつもない映画を初めて観ました。
表情や画面作りで、しっかりストーリーだったり感情が伝わるってすごい……。
ゴンドラの装飾が、どんどん派手になっていくのが可愛らしかったです。これならどうか…
名画座二本立てで鑑賞。テーマは「言葉にならなくても伝わること」だそうだが、まさにそうだった。
ショートコントのようにゴンドラと登場人物は同じながら色々なエピソードが披露される。会話や字幕はないものの…
登場人物、みんな暇。
ほのぼのとしたシーンが多くて良かった。
(ただ、あのお色気シーンは要らないよな…。)
終始無声かと思ったら急に「OK!」とか言っちゃうのね…。なぜ…。
あといじわる黒頭巾婆…
行き交う二つのゴンドラの女性乗務員が、ふたりで楽しくきゃっきゃとする話。セリフはほとんどなく、最初から最後まで視覚的な表現で物語が展開していきます。
ヘルマー監督の作品を観るのはこれが2作目ですが…
©VEIT HELMER-FILMPRODUKTION,BERLIN AND NATURA FILM,TBILISI