石原慎太郎×ラブコメという相性最悪な組み合わせにも関わらず、川島雄三のスピーディーな語り口と堅実な演出によりそれなりな形にまとまっていて楽しめる。全編ハイテンポなマシンガントークといい、後輩の増村保…
>>続きを読む石原慎太郎の原作を軽快ドタバタ喜劇に仕上げた川島雄三愛すべき小品。
拳闘王者でモテモテな宝田明の役名が高田明だったり、石原センセイ自ら出演してのメタフィクション的オチ等、徹底的に遊んでみせる演出が痛…
1960年製作公開。原作石原慎太郎。脚色松山善三 。川島雄三監督東宝映画作品。同じ日に公開されている東宝映画は『青い野獣』。こちらは青年の野望を描いているようだ。仲代達矢が主演のようだが、目を剥いて…
>>続きを読むナイス!ザ・ジャパニーズ・スクリューボール・コメディ⭐︎
川島雄三作品はしばしば(いや、ほとんどかな)、代名詞を「風俗映画」とされてしまうことがあるが正直これまで私はそれがピンと来てなかった。
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この映画タイトルのような泥棒になりたい…(笑)
気絶した女性に口移しで水を飲ませているところを週刊誌に写真を撮られたプレイボーイ男を巡る騒動を描いた川島雄三監督作品。
物語は、プロボクサー宝田明(…
赤色と青色(ボクシングのコーナーがモチーフ)に導かれて、物語の主人公2人の様子が交互に描かれるアバン~週刊の表紙を象ったタイトル画面までの流れが小気味よい。
作品自体もそこから終始テンポよく進むが、…