におづ(観るの2作品目の小津作品)
観ていて終始不安な気持ちでいた。その理由は、終盤での田中絹代さんの台詞でわかった。映画にはずっと暗い影がある。「(ある出来事が契機となり)暗い影が自分に貼り付…
戦後間もない昭和20年(1950年)頃の女性の生き方、新旧の価値観を描いた作品。
⚫︎ストーリー
1947年の新憲法施行により廃止された家制度(個人より家を重視する、家長が絶対的権限を持つ法律)が…
『放浪記』では親子を演じた田中絹代と高峰秀子が、今回は姉妹役で共演。
舌ぺろぺろ、くちびるパッパ、オレサマの一人芝居…高峰女士の愛らしさが全編にわたって炸裂している。輪郭、おでこ、ほっぺた、目、唇—…
時間差レビュー。
ーーー
お寺の全景カットでカメラが動く。
小津安二郎には珍しい。
BAR ACACIA
まりちゃんが働く店?
バーテンダーが
たぶんジョニ黒水割りを作って出す
節子の夫がモ…
やるせねぇ…!
田中絹代がなかなかエゴむき出しにしてまで幸せを掴みきれない昭和スタイルのザ・長女を瞳の奥まで好演していた!
高峰秀子おてんばっ子かんわいい!
加山雄三のお父さんめちゃくちゃイケメン…
©1950 東宝