午前十時の映画祭14で。
2代目中村鴈次郎のとぼけた様な芝居がウッカリすると嫌なキャラクターになりそうな舅を魅力的にしている。
たまらない。
焼け木杭に火がついて愛人の所へ通っちゃうし、相手は相手…
家族の形。小津的カメラアングルから映るバーのシーン、カウンターやグラス、働く人々がクールだ。セリフが関西弁なのが良く、家の内装もローアングルで際立ってシックだと感じた。
日本らしさが60年には残って…
初めて観る小津のカラー作品。今まで観たことのある小津作品とは違ってみえた。というよりか違和感が顕在化しただけかもしれないが。1つ目は人物がカメラに背中を向けているのにも関わらず、エスタブリッシングシ…
>>続きを読むとにかく画面が完璧にコントロールされすぎててそこを見るだけで面白い
それでいて小津では珍しい関西の話
割とコメディタッチかと思いきや最後どうしたんや?っていうぐらい死の匂い満載で終わる
最後暗…
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