小早川家の秋 デジタルリマスター版に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『小早川家の秋 デジタルリマスター版』に投稿された感想・評価

4.5
小早川家のいくつかのエピソードが綴られていくが、正直原節子の関連エピソードは面白くない、ただそれを凌駕し圧倒的なのが中村鴈治郎の存在感。
もうホントに適当で飄々として、そして無常。
素晴らしい。
人生は皮肉だ。タイミングに恵まれることなんて滅多にないんだな。そんなことを考えながら見ていた。あと司葉子可愛すぎ。
咀嚼しきれてはいない。小津誕生日&命日偲んで、溜めていた下書きを投稿。
kaorui
4.5

小津が東宝に招かれて作った作品で、オールスター総出演で華やか。黒沢組の中井朝一による画は厚田 雄春のローキー中心の深い画とはまた違い色鮮やかだ。緑萌える京都の残暑のどこか寂しげな蝉の声の降り注ぐ中、…

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小津作品の集大成というか総決算映画。小津映画の怪獣総進撃というかファイナルウォーズと表現すると判りやすいか…笑。小津作品なのに東宝の名優が続々登場し序盤はやや違和感もあるが、いつの間にか相変わらずの…

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4.4

4Kとはこれほどまでに凄いのか!
今までもいくつか4Kレストア等を見てきたが、始まった途端驚愕した。
やはり自分は日本人であるからに映画館にいながらまるでタイムスリップしたようだった。(綺麗すぎてセ…

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4.5

午前十時の映画祭14で鑑賞
やっぱり大画面で観ると構図が際立つ
一枚の絵画を観ているよう
さらにカラーなので小津安二郎監督の色彩感覚やセンスが光る
監督の好きな赤が散りばめられていて
計算し尽くされ…

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午前十時の映画祭にて

まるで写真のようなシンプルなカメラワーク
だからこそなのか、ちょっとした目線の動きや煙の揺らぎの説得力がでかい
これが噂に聞く「小津映画」ってヤツか、とちょっと驚きながら観て…

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◎老らくの焼け棒っ杭 鴈治郎主演上方版小津喜劇

午前十時の映画祭14 小津安二郎 映画の魔術

1961年 宝塚映画製作 東宝配給 103分 カラー
スタンダード 2023年 4Kデジタルリマスタ…

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5.0

このレビューはネタバレを含みます

小津監督初スクリーン鑑賞

原節子さんが見たくて…

観れてよかった〜

シアワセ。

🎬

想像以上の鮮明な映像に
驚いた

家のモニターで観るのと全然違う
スクリーンならではの美しい奥行きに
う…

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このレビューはネタバレを含みます

恐ろしいほど普遍的とも言える、肉親の臨終を巡る家族のスケッチ。
伊丹十三監督の『お葬式』は本作のインスパイア系だったのか。
杉村春子👍

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