このレビューはネタバレを含みます
『悪は存在しない』の悪いところを抽出したかのような、余りにも退屈な作品で、何度も睡魔が押し寄せてきた。映像に付帯する音がない状態、つまりはサイレント映画としてはまったく成立していない(石橋英子の音楽…
>>続きを読む爆音映画祭の一つとして上演されたので見ることができた。バウスシアター以来の参加なので懐かしい気持ちだった。
本作は「悪は存在しない」の姉妹作品のようで、元々は「GIFT」の企画から動き出したらしい…
雑木林の横移動撮影を2回行っているが、そのどちらも味わい深い。『悪は存在しない』ではヒロインの女の子が声を発するのかが気になる
サイレント映画として見ると、グランピング運営に反対するところをもっと…
「悪は存在しない」のダイジェスト版みたいなテイストだった。“サイレント映画で演奏は別途”ということだったが、“用意された音源をその場で選んで使う”という具合で、楽器を生演奏するものではなかった。スト…
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『悪は存在しない』を観てから観たんで、そっちに引っ張られてしまって十分に楽しめたとは言い難い。同作は森を見上げる移動長回しで始まるが、本作品は鹿の死骸から始まり、鹿関連問題でまとめていた印象…
セリフはないのだが、字幕の入れ方やショットのリズムはサイレント映画ではなかった。音楽中心といえども、やはり観客は映画の物語目当てな訳で、試みとしては面白いが、ちょっと無理があったと思う。
濱口竜…