このカトリック教の“最後の晩餐”を思わせる不穏さと平穏さが入り雑じったかの異様な雰囲気を醸し出すポスターのビジュアルといい…『狂宴』なんていう意味深な副題といい…これはB級ホラー愛好家のワタクシの好…
>>続きを読む全編で聖書の色が濃く、実は隣人を愛せよとか罪を憎んで人を憎まず的なテーマを静かに丁寧に作ったのかなとも思えた、起伏に乏しいのは否めないが悪くはなかっただけに、見る前から鑑賞側の想像力を削ぐミスリード…
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珍しい作品を見た。
息子の起こした事故を親が身代わりして逃げる。
その後の事故処理・事件処理を見ても、日本の常識を適用してはいけないことが分かる。
息子の元嫁がやってきた場面の歓待ぶりも日本の常…
終始気持ち悪い映画。
夫を轢き殺された妻が轢き殺した家族の使用人になるという粗筋から連想される、格差やら何やらへの
「攻撃」には一切振り切れず、被害者が加害者家族の同一フレームに埋没してしまう。
何…
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何なんだ、これは。
駄作愚作ではなく、珍作、か。
予告編はまともだったのに。
コピーの、
「エンドロールを迎えた時、あなたの心があぶりだされる」
「凝り固まった映画ファンの映画的常識に挑む野心作」…
裕福な一家の息子が運転する車がバイクと衝突事故を起こす。バイクに乗っていたのは貧困地域で暮らす父娘。2つの家族の行く末は。
あれ?ブリランテ・メンドーサ監督ってこれまで密告とか復讐とか、フィリピンの…
観終わってこれが『キナタイ マニラ・アンダーグラウンド』や『ローサは密告された』のフィリピンの巨匠ブリランテ・メンドーサ監督の作品とは俄かに信じがたいと感じたのが第一印象で、唖然としつつも果たして…
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抗えない貧富の差、轢き逃げ事故で夫を失い悲しみに明け暮れる間もなく裁判。
その後加害者のレストランで働く、うわぁ…と思う描写が多い、夫を轢いた車に乗ってる被害者親子とかエグいよ!
ラストシーンではこ…
●FEAST -狂宴-(2022年香港/フィリピン。ココ・マルティン)
交通事故を起こした息子の罪を被って服役していた家長が出所することになり,帰還を祝う宴の準備が進められていた。
父親が収監され…
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