くどいほどのパーカーの死生観と人生哲学。ピアノの不協和音。つぎはぎのような粗い映像。手のひらを紙ヤスリでこすられているような、絶妙な不快感と薄い絶望感がずっと漂っている。
そんな哲学を語りながらカッ…
僕の全てを説明することはできない。
物語というものは点と点を結んで、最後に何かが現れる絵のようなものだ。
僕の物語もそれだ。僕という人間がひとつの点から別の点へと移る。だか何も大して変わるわけじゃな…
ジャームッシュの卒業制作で監督デビュー作。あてもなくニューヨークの街を放浪する若者。誰といてもどこに行ってもさして変わらない、人は部屋のようなもの。これは若さで、振り切っていかねばならないものかもし…
>>続きを読むアリーはあてもなく放浪したり、部屋や街で踊り狂ったりしていることと、彼の言葉から彼がおかしい人間だと思われるかもしれない。また、彼の話すことはどこか的を得ていなかったり間違っていたりするため、滑稽だ…
>>続きを読む精神病の母を持つ青年がNYに住んでいて、盗んだ車で稼いだ金でフランスへ旅に出る
鐘の音の音楽が印象的で不思議な感覚になった
ジム・ジャームッシュの映画を見てることがオシャレみたいなムーブメント…
完璧な映画では無いとは思う。見づらいし。体調よく無いと何言ってるかよくわからない事もあるし。
でもそもそも映画になんで完璧さなんて求めたんだ俺?
この映画に出てくる人は大抵、壊れてたり狂ってる。人間…
メインストリートじゃない裏道が主な背景なのとループする虹の彼方にと不穏な鐘の音がこの映画の閉塞感に拍車をかけてる感じがする。ただ、小道具の光りかたで絶妙な調和を保ってるのは間違いないな。昨日の残りみ…
>>続きを読むジム・ジャームッシュの最初の作品。
ボーッと見れるこの感じが好き。
アロイシュスは一つのところにとどまれない性格で、ニューヨークの街を放浪して色んな話を聞くうちに、ニューヨークを出ることを決心す…
ジムジャームッシュ1作目。
〈シナリオ〉
孤独なヤンチャ少年が街を徘徊し、色々な人間に出会う。
特にわかりやすい動きがない作品なので退屈だと感じる人も多いかも。
〈ルック〉
最初のシーンの賑わう…
© 1980 JIM JARMUSCH