私も終電逃してほっつき歩くことになったら果敢に歩き回りたいと思った
最初の部屋を写した長回しシーンがめちゃ良かった、昼下がりから日が落ちて暗くなるまでのあの時間帯がすごく好きというのもあるけど、部屋…
地下鉄、バス、車、徒歩、それぞれのスピードで進み、時々足を止めながら冬の都市をあるいてく。先に観た『Here』は初夏の青々とした季節であるのに対し、こちらは寒々しい冬の夜。
この街を自分の街であると…
移民女性が寝過ごして夜を彷徨う。
予定調和でないものに幸福が帯びるというシンプルで優しい真理。忘れていないかと問われている気がした。
クレジットの出し方も簡素且つ優しさに溢れていて細部まで素晴らしい…
終電で寝過ごし、気づくと終点。タクシー代もなく、歩いて帰るしかない。そういうシチュエーションの一夜。親切な人、あるいは死者との出会い。しかし、なぜ彼女の職業が掃除婦でなければならないのか。出会った人…
>>続きを読む主人公が終電逃して徒歩で家に帰る。それだけ。ストーリーはすごくシンプル。しかし、主人公のハディージャはアラブ系の移民女性という社会的マイノリティな属性を複数抱える。
帰宅路、友人たちと夜遊びしてる…
映像の美しいこと。Hereでの自然光も素晴らしかったけど、人工の光も美しく映ってた。暗闇の中でもそこに人が存在して生きてること、その美しさを捉えるやさしさにずっと泣きそうだった
この途方もない孤独…
©︎ Quetzalcoatl, 10.80 films, Minds Meet production