アンコール上映にて鑑賞。
かづえさん、ハンセン病患者として、幼くして親と離され、島に住まわされていたにも関わらず、どんな状況であっても明るく前を向いている方。
旦那さんとの仲睦まじさは、純愛映画…
このレビューはネタバレを含みます
かづえさんの勇気と愛情深さに惹かれつつもそれがないと生きてこれなかったという背景も理解できて悲しくなった。人間として尊重されないことは何よりも辛いことである。かづえさんの姿を見てかわいそうだとか痛そ…
>>続きを読む病は人間性を奪えない、というご本人の言葉から始まる作品。ハンセン病患者の代表ではなく、かづゑさんという人を知る2時間だった。療養所/強制隔離所の島をはじめ、一面的でない描き方をしていたのが良かった。…
>>続きを読むかづゑさんは全てを見て欲しいと言う。良い格好をしては全てが見えないと。
決して卑屈になることなく、ユーモアと好奇心に溢れ、周りの人々を笑顔にする。そして周囲への感謝を忘れない。かづゑさんを見ていると…
真実は裏側にあるから全部撮って、とかづゑさんが宣言する冒頭から掴まれる。
感情豊かで聡明な彼女から表現される言葉や態度から孤独や痛み、親密さに触れることができる。
それにしても、昨年から引き…
「お風呂(入浴シーン)を撮ってね」と、かずゑさんが監督に促す。
両手の指が全てないだけではなく、裸になると右足は30cmほど切断されていて、左も足首から下が変形している。
らい病で10歳から隔離され…
2024/04/27鑑賞。
「人間は人間性を失いません。どんな状況でも」
ハンセン病について自分がどう思ってるかは今まで言語化したことなかったけど、
たぶん「そこまでする必要なかったのに隔離とか…
熊谷博子さんはご自身が信頼すると仰るドクターに紹介されて宮崎かづゑさんに出逢いかづゑさんの虜になり8年間カメラを回したと。
私がかづゑさんを知ったのは二年前に若松英輔さんの文章(『言葉を植えた人』…
かづゑさんが著書にサインするシーンが入ってるのが映画として良かった。あまりにたくましく生きててカッコいいかづゑさんがたくさん映ってる中で、こちらが忘れかけていた日常の中での不自由なことをまざまざと見…
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