ほのぼのした朝、兄妹がじゃれあい投げ出される足がその後の悲劇を予感させる。
あたたかい家族、つめたい家族、愚かしい、それでもどうにもならない、美しい家族。
兄妹はラストにかけ、父母・姉の悲劇の輪…
母が妾で連れ込み旅館を営むが故に同僚佐田啓二との結婚を反故にされる岡田茉莉子。佐田は汚職事件で逃亡犯に、堕ちた茉莉子のもとに逃れる。それでも彼を愛し続ける茉莉子の暗い宝石のような輝き。もうもうと列車…
>>続きを読む上映と上映の間に外に出たらレオスカラックスがなんか飯食っててすげーって思ったけど、それに群がって写真とかサインねだってる野次馬たちが下品で嫌いだった。多分あれプライベートでしょ。プライベートの人間を…
>>続きを読む連れ込み宿で生計を立てている妾の家族のお話。沢村貞子と岡田茉莉子が同じような立場となるが、生き方、選択は異なる。社会的規範と個人の想いのどちらを優先するかが問いかけられる。現代であれば、価値観が大き…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
面白かったが、まさかの飲酒警鐘映画だった。冒頭、岡田茉莉子が佐田啓二のデスクの上に置かれた花瓶に花を一輪差し入れる→「いつもの場所で会おう」書かれたメモを通して待ち合わせする一連の下りからメロドラマ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
たねの話だった、
すでに人生を一周したみたいな沢村貞子の表情に受けていた感銘も、山村パパに情けをかける姿にまだまだ彼女も途中だったと虚しさが襲う
『花の咲く家』のパラレルワールドだ〜なんて陽気な気…
英語字幕つきで。英題「when it rains, it pours」、ぴったりですね。
序盤、佐田啓二のデスクの一輪挿しにさも慣れた手つきでピュッとお花を挿す茉莉子。「彼女けっこうお酒強いんです…
傑作です。
オープニングクレジットの背景に流れる画からして超絶カッコいい。具体的に何を指してそう言うのか自分でも分からないけどアメリカのドキュメンタリーみたい。
汽車の走る線路沿いの連れ込み宿に…
松竹株式会社