蒸気機関車をバックにしたオープニングクレジットがかっこいい。やはり蒸気機関車は映画的だ。その後も何度も登場。一つの映画の中で「蒸気機関車のある生活」がこんなに印象的に描かれている映画を初めて見た気が…
>>続きを読む土砂降りの雨の日に。
佐田啓二と岡田茉莉子によるメロドラマ。
監督は中村登。女性映画なのだろう。
結婚まで漕ぎ着けた女性が連れ込み旅館の妾の娘だとバレて破談に終わり、絶望して堕落していく。一方で相手…
冒頭、会社の課長、佐田啓二、岡田茉莉子がビールを飲むシーン。結婚話をしている際に流しのアコーディオン弾きが演奏していたのは、灰田勝彦の「森の小径」だ。佐伯孝夫の歌詞がまた良くて好きなんだよなぁ。
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連れ込み旅館を舞台にした異形のホームドラマ。
一見したルックスはよくある松竹映画でも、一家団欒のすぐ隣では他人共のセックスが行われてるってエグい構図だ。
「泥棒でも人殺しでもいい、誰にも渡さない!…
連れ込み旅館を営む妾一家の子供たちがその環境に苦しみながら生きる姿を、婚約を破棄されて堕ちていく長女を中心に描いた、中村登監督のドラマ映画。北条秀司の同名戯曲が原作。中村登監督の生誕100年を記念し…
>>続きを読む良いタイトル。シンプルで、しかし良いことは起こらないことは予想がつく言葉。
全部男性優位主義のために起こっていることで、妾を持つのは大声では言えないが、二つの家庭を養える自分の甲斐性を誇るもの。本妻…
『中村登監督の再評価のきっかけになった一本で、物語や演出は元より舞台設定なども見所あり』
東京フィルメックスの時に作成された英語字幕入りプリントで、画質は悪くない。
浅草付近の下町(南千住付近の…
松竹株式会社