——私は彼女をよく知らなかった。それでも、静かな衝撃が残った——
映画を観終えたあと、私はしばらく席を立てなかった。
感動した、と言えば正しい。でも、それ以上に「知らなかったこと」に対する驚きと、…
このレビューはネタバレを含みます
観てよかった。
リリさんの娘さんが感じさせてくれた人間味を
忘れたくないと思った。
制作に携わられた方々は勿論、買い付けされた会社様、素晴らしい。
教育と母性の関連性が良い意味で、新鮮かつ印象…
障がい者とフェミニズムを題材として扱う上で、一切の間違いがない正しい映画だった。
この映画の紹介に「藤井聡太らが学んだモンテッソーリ教育の生みの親」という、現代においてモンテッソーリ教育が記号的に消…
20 世紀初頭のイタリア・ローマにおいて、画期的な新しい教育法の基礎を築いていたマリア・モンテッソーリ。素晴らしい障害児教育を生み出しながら、男性社会の中でもがくマリアと、学習障害の娘を持つリリと出…
>>続きを読む明らかに近代が舞台で、フィクションなんだけれど、ドキュメンタリーを見せられているような気がして、妙なリアリティーがあった。そして、家族の問題って、複雑なのだと改めて気付かされた。
広義の意味では、フ…
20世紀のはじまりの頃は、どこの国でも女性は家庭にいて子供を産んで育てるものということが常識だったんだなあとあらためて思わされました。家庭に入ることでで夫に隷属することになることを恐れ、パートナー…
>>続きを読む© Geko Films – Tempesta - 2023