慈愛に、ありがとう
寝床を頼みましょうか、からの即翌朝
マッチを2回振って、消えず、フッ
新生活運動というワードがあったが、以前、骨董市で新生活連盟の家、という玄関に掲げるプレートを見つけて買…
1/15@神保町シアター
戦争未亡人・淡島千景が新聞記者・木村功(既婚者)と恋に落ちたり、親戚関係のゴタゴタに巻き込まれたり・・・
なんともドロドロとした村社会を描いた作品。
神奈川県の田舎が…
変貌してゆく戦後の農業社会を東京近郊を舞台にベテラン成瀬巳喜男と今作で初めて組んだ橋本忍が見事に描写した風俗映画の秀作、話はやや入り組んではいるが成瀬監督の巧みな人物捌きで見やすい空間となってもたら…
>>続きを読むエドワード・ヤンの危険信号ネオンカラーライティングまで成瀬巳喜男からの引用だったとは。かと思えばここでもまた突然のアンパン差し入れがあり、小津を見る。
初めて結ばれる不倫関係は省略され、次に部屋へ招…
季節の移り変わり、時代のうつろい、時間経過の表現が素晴らしい。それは各時間における場所の特徴を、人の姿形を丁寧に拾い上げているからだろう。ドラマにもうドキドキしながら見ちゃって、あーもうダメーーって…
>>続きを読む新婚夫婦に初夜の床を提供するのがものすごく手の込んだ遠回しなイヤミに見える新珠三千代、あの村界隈でいちばん洗練されているように見えた人が…という下世話なショックがあって良い。横浜や湘南出身の人間が内…
>>続きを読む土に生きる女神…。この淡島千景という素材をタダの美女で終わらせない成瀬の真骨頂を観た。
淡島千景という女優は個人的に好きな女優である。戦後の小津映画にも度々出演し、知的かつ明朗な中流階級の女性を原…
淡島千景が旅館に男と泊まった次のカットが流れる水、という露骨さに驚く。映画館が写るが、看板には『地下水道』、『カビリアの夜』、『現金に体を張れ』…
旧世代を背負う中村鴈治郎への仕打ちが容赦ない。カラ…