【奪われる幸せの錯覚】
大道芸人のフランツ・ビーバーコップは宝くじに当たったことをきっかけにブルジョワのゲイのサークルに入り、そこで出会ったハンサムなオイゲンに恋をする。一夜にして富と愛を手にした…
邦題は「自由の代償」から「自由の暴力」に改題。ちなみに英語圏は「Fox and His Friends(フォックスとその友人ら)」。
主人公フランツ・ビーバーコップの名前の由来など他の方のレビュー…
主人公が途中から不憫だったけど、ラストは救いよう無さすぎて逆に笑えた。
台詞やBARに貼ってあるポスターが二度見レベルだったりと、ジョークなのか素なのかをギリギリ攻めていたのが切なすぎずで救われる。…
ファスビンダーの周囲は彼の支配下の元ほとんど宗教のような関係性で、やっぱりよく言われるような自身が集団の頂点に君臨し搾取する側の人間だったんじゃないかなと思っている。このタイミングで改められた自由の…
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奪われる。貢ぐ。騙される。
愛してしまった。
憧れもあったのかもしれない。
ハスビンダー自身が演じた大道芸人が
ロトで大当たりし1日で富を手に入れ
愛も手にしたが、、
ブルジョアを好きにな…
・最後の最後まで「払い続ける側」である悲しさ、ラストの悲劇性と裏腹にやや軽やかな音楽と引いた撮り方で皮肉っぽい感じで終わるのが好みだった
・服屋でブルーカラーの服を着た時の、その姿が一番落ち着くと…
まって主役の人ファスビンダーなんだ。それくらいの事前知識いれとけばよかった🥲
旧題は「自由の代償」。そもそもこの映画に自由という概念が無さすぎてすでにしんどい。実際の暴力シーンはほとんど出てこない。…
©Rainer Werner Fassbinder Foundation