アニエス・ヴァルダが、ジェーン・バーキンという存在を詩的に、自由に、遊び心たっぷりに解体・再構築する肖像の映画である。
映画は、バーキンの素顔・妄想・夢想・演技を次々と繋ぎ合わせていく。
彼女の語…
アニエス・ヴァルダとジェーン・バーキン、2人の頭の中の色んなジェーン・バーキンが観られる。
演じている彼女や、ありのままのような彼女。どれも美しくパワフルで切なくて良い。
そしてやっぱり、ジャン=…
ジェーンの言葉はどれも印象的。
ジーンズに古いのセーター、ボサボサの髪、素のままの彼女。
「透明な存在で撮られたい」
「女性でも男性でも人間の体が好きなのは欠点があるから」
「完璧なものは退屈だわ」…
人生のマスターピースになると思って期待をしすぎた。
アニエスVに憧れを持ちすぎ、長野でしかやってなかったので長野まで5時間かけて見に行ったのだが、アニエスの作品はそうやって見るものではないなと反省。…
身体の線をなぞり、目尻や口角に刻まれた皺も撫でるように。Vの視線にはBの40年間への労いと穏やかな愛が溢れている💐色んなジェーン・バーキンが登場するけど、ジーンズにスニーカーのラフな出立ちの彼女がか…
>>続きを読むすごかったです、これまでメディアや男たちに好き勝手植え付けられてきたジェーンバーキンのイメージを、ヴァルダの視点を通して子供時代の遊びのようにのびのびと塗り替えてく作業のようだった。映像のなんて自由…
>>続きを読む