クスッ少し笑えたり、心が和やかになったり、映像美に目を奪われたり、詩の面白さに気付かされたり、なんとなく良いなぁって思わされる映画だった。
飛び抜けてすごい!ってことはないけど、「あぁ、この映画は素…
プロレタリア映画だという評価はないけど、私はそう呼んでも良いのでは?ないか?と思った(労働者の労働の過酷さを訴えるものではないが)。それほどにも「共産主義」という一要素が、単なる背景ではなく本作の大…
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貧しい漁師のマリオはチリから亡命してきた高名な詩人ネルーダに次第に感化され詩を読むようになる。そして島一番の美人妻を娶り子どもも授かるが、共産党の集会で亡き者となってしまう。
知識を得ることが果た…
木下龍也など現代短歌を読んだ時、日常を全く違う尺度と解像度で再認識するような、思いつかなかった謎解きの答えを見たような気持ちよさを感じるのですが
生活を滞りなく回すために合理的に動き続ける脳に違う…
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素朴な映画で情感が研ぎ澄まされる。
台詞が全部詩のようで、言葉の知識と使い方が広がる映画。
景色、音楽、台詞、全てが美しい。
映画のスピードがゆっくりだからこそ、一つ一つ堪能し浸れる。
なんていうか…
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