敵の作品情報・感想・評価・動画配信

『敵』に投稿された感想・評価

そんなに遠くもない将来にやって来る、己の行く末について“予告編”を見ている感覚になり、心のざわつきが止まらない。
人間における“終盤の老い”が、実に巧みに見事な映像で描かれるが、それがまた切な過ぎる…

>>続きを読む

『敵』

大学でフランス近代演劇史の教授をしていたが10年前にリタイアし、20年前には妻にも先立たれた渡辺儀助(長塚京三)は残りの人生に必要な経費を数少ない講演費や預貯金などを計算し古民家で食生活な…

>>続きを読む

【ライト版ボーはおそれている】
原作は超高齢化社会や年金問題が表面化する25年前(老人版バトル・ロワイアルの銀嶺の果てより前)に発表されたものだ。

序盤は定年を迎えて10年が経過した元大学教授の慎…

>>続きを読む

今日は筒井康隆原作、長塚京三主演の『敵』をミニシアターのあまや座で鑑賞してきました。

元フランス文学教授で独居老人の主人公の繰り返しの毎日が繰り返される序盤。食事のシーンが多く、小津安二郎を連想さ…

>>続きを読む

とりあえず観た直後の感想としては、とにかく面白かった😂どこまでが現実でどこからが夢なのか、想像なのか?わからないが、そこは重要では無い気がする。その事を考えてると、まてよ?でもそーゆー事は?えっ?っ…

>>続きを読む
marsan
4.5

映画レビューにひかれて鑑賞。

主人公の渡辺儀助が長塚京三なのか、長塚京三が渡辺儀助なのか分からないぐらいのハマり役。

また、久しぶりに観たモノクロ映像から新鮮な印象を受け、全体がシャープな作品と…

>>続きを読む
花椒
3.7

四半世紀前に長塚京三がいきなり理想の上司ランキングに登場したのはリアルタイムなら知ってるウイスキーのCM出演によって。部下と思われる女性から「課長の背中見るのが好きなんです」「しばらく見てていいです…

>>続きを読む
3.5

吉田大八監督は好きです。
おもしろく観たけれど、何かが引っ掛かって嫌な感じが、観ている間も見終わって数日経つ今もずっと付きまとっています。
なんでなのかわからないから諦めたまま記録。
近頃は無理にい…

>>続きを読む
MT0508
4.0
このレビューはネタバレを含みます

大学教授を辞じて10年になる渡辺儀助は77歳。
今は都内・山の手の古民家で講演や執筆など僅かな収入を得ながら、慎ましく暮らしていた。
預貯金が後何年持つか、すなわち自分が何年持つかを計算し、後何年い…

>>続きを読む

映画好きの友人に「河合優実ちゃん好きでしょ。これいいかもよ」と紹介された本作品。彼女以外にも私の好きなキャストが多かったので、勧めてくれた友人と共に鑑賞することに。
筒井康隆氏の原作は未読。モノクロ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事